オタクガタリズ

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2021年初めて訪れたうどん屋さん

今年は、うどん以外の麺類もよく食べました。

 

 

 

藤店うどん(西大宮

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肉汁うどん(680円)

東京都北西部・埼玉県南部に広がる武蔵野台地のご当地うどん、「武蔵野うどん」の有名店。

鰹のでとった甘辛い出汁に、これでもかと入っている太ネギと豚肉が相性抜群で、小麦の香る武蔵野うどんの太麺にもよく合います。地元の人で常に繁盛しているのも納得の一杯。

大宮駅から距離があり、かつ行列は必至ですが、また再訪したくなるお店でした。

 

手打ちうどん すみた(赤羽)

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野菜天ぶっかけ (1000円)

タイミングがなくなかなか訪問できなかった評判のお店。

SSAでのライブ前に毎回思い立って調べると日曜定休、、を4回ほどした気がします。

うどんの美味しいお店は天ぷらも美味い‼ 待ちがなければ最高!なお店です。

万人受けする讃岐うどん

 

讃岐うどん 蔵之介(高田馬場

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ちく玉天ぶっかけ (850円)

ここも上の「すみた」と並んで、東京で讃岐うどんと言えば真っ先に名前の挙がるお店です。定休と麺切れに阻まれ3回目の入店チャレンジで成功。

薬味とぶっかけ出汁が別添えで出されると、格式高さに緊張してしまいます。

自分のリズムで味のバランスを調整できるのが良いですね。最後に余った薬味を全部ぶち込む時間が好き。

ちょっとモチモチしているような気がします。夜営業でも吞みに行きたい。

高田馬場、どこにも自転車が止められなくて困りました…。

 

JAZZ KEIRIN(下高井戸)

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なす天ぶっかけ(820円)

カラフルな内装で壁には自転車が飾られ、JAZZをBGMに競輪実況が流れる、独特な雰囲気のうどん屋さん。いずれも店主さんの趣味だそう。

私が訪れたときは、Jaco Pastoriusの「Elegant People」が流れていました。

緑の煮込みうどん、白カレーうどんなど、変わり種のメニューが推しのようで、逆張りを発揮し王道を征く冷ぶっかけを注文したところ、丁寧な仕事が伝わる驚くほど美味しいうどんでした。近く再訪してオレンジうどんを注文しようかな…

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側面のロゴも素敵

 

筑後うどん まがり(新大塚

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ごぼう天うどん (630円)

東京では珍しい「筑後うどん」のお店です。

九州北部、久留米あたりのうどんらしく、粘りのあるコシといりこ出汁が特徴的です。

博多うどんとの違いは正直よく分かりません…上品さ?出汁はそうかもしれません。

いりこ出汁の優しい味わいとスティックタイプのごぼう天が素晴らしい。

九州は筑後、博多のほかにも「豊前うどん」、小倉の「どぎどぎうどん」等ご当地うどんが豊富なので、うどんを主軸とした旅行をひっそりと計画しています。

 

雅楽飯田橋

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青ねぎときざみきつね (880円)

冬の夜で寒かったので温かいうどんを注文。

優しい出汁の味わいで、麺のコシも程よく、クオリティの高いうどんでした。(バーの2軒目でやや酩酊していたので、記憶が曖昧)

讃岐でも関西風でもないような。どこの地方にも属さない、それでいて安心感のあるうどんでした。故郷(東京)の味…

また行ってみようと思います。

 

白須うどん(富士吉田)

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つけ (450円)

富士吉田のご当地うどん「吉田うどん」のお店。

武蔵野うどんと同様、小麦の香る非常にコシの強いうどんで、味噌ベースの出汁にキャベツを合わせて食べるのが特徴です。

平日の昼間に行ったのもあり、地元の人で賑わっていました。

武蔵野うどんは都内でもそこそこに食べられますが、吉田うどんのお店は知る限りでは存在せず、食べるとうれしい気持ちになります。

讃岐にせよ武蔵野にせよ、うどんが栄えた土地って大体水不足に悩まされているんですよね。水が貴重品だから水をたくさん使ううどんが有難い料理として各地で定着したのかな~と感じます。

 

源さん(甲府

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吉田のうどん(つけ)甲州名物セット (1250円)

甲府の街中にある、吉田うどんのお店。

甲州名物である鳥もつときんぴらごぼう、加えてうどんの皮で作った水餃子とチャーシュー丼がセットになっていました。

値段にやや尻込みしながら注文しましたが、圧倒的なボリュームに満足感で倒れ込んでいました。小盛りかと思いきや、全ての料理が1人前ある…

壁には地元の人たちの(主に受験の)願掛けが貼ってあって、ノスタルジーを感じました。

 

三升屋(水沢)

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かけ (550円)

讃岐うどん」、「稲庭うどん」と並んで日本三大うどんに数えられる「水沢うどん」のお店です。

コシというよりはツルツルとした食感で、つけ(ざるうどん)で食べるのが合いそうですが、つけでも十分美味しいです。

水沢うどんは「水沢うどん街道」として観光地化されており、伊香保草津といった温泉街にへ向かう道中、山の中に突如出現します。

そのためか、大きいお店は結構値が張る(ちゃんと美味しい)のですが、今回訪れた「三升屋」さんは丁度よい店構えで、優しい価格で美味しいうどんを食べることができました。

観光地化されたうどん屋さんでは、入る店を吟味することが結構大事なのかもしれません。

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肉うどん さんすけ(名古屋)

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さんすけうどん (830円)

二郎系うどん、通称「ラうどん」を扱っている世界的にも珍しいお店です。

知っている範囲だと東京・代々木の「ラーメン ヤスオ」が他に該当します。

「肉うどん」を冠するだけあって、肉がめちゃ美味しかった…!ホロホロで、写真通りの味です。

土地柄かきしめん風の平たい麺でした。生姜が効いたスープも美味しい。

より二郎系に寄せた「スタミナうどん」のメニューもあります。ちゃんと注文前に呪文を唱える形式です。

 

【番外】手打ちうどん 水山 新宿店

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天ざるうどん (950円)

ここは今年初めて訪れたうどん屋さんというよりかはその逆で、私がうどんが好きになったきっかけのお店です。

新宿の紀伊国屋書店の地下街にあり、ビルの改装のため今年の7月に閉店した「手打ちうどん 水山」です。

ツルツルとして太さが不揃いな手打ち麺が、ざるうどんのつけ出汁によく絡みます。麺を天ぷら用の出汁に入れたり、逆に天ぷらを濃いつけ出汁に入れたりと味変をして楽しみました。

小学生の頃からよく親に連れられて、大盛りパスポートを貰うくらい虜になったお店でした。

一応チェーン店なので、品川等に行けばまだ食べられるようです。

 

 

来年も美味しいおうどんに巡り合えますように!終わりだよ~

 

↓昨年の記事↓

m2r-an.hatenablog.com