Wake Up, Girls!という声優ユニットをご存知でしょうか。アニメプロジェクトから結成され活動5年目を迎え、今年3月の解散が発表されている7人組の声優ユニットです。
そのWake Up, Girls!、縮めてWUGのファイナルライブが、3月8日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表されました。
2019.3.8 FINAL LIVE#WUG_JP pic.twitter.com/y1MNrdCsAK
— Wake Up, Girls!公式 (@wakeupgirls_PR) 2018年12月22日
おそらくはWUGのパフォーマンスを見る最後の、そして同時に最大の機会になると思います。
この記事は解散前のこの時期に、WUGがどんなユニットなのか、どういう魅力があるのか知ってほしい、興味を持ってほしいという思いで書いています。勿論ファイナルに行って見届けてもらいたいという思いはありますが、より多くの人に知ってもらうことに意味があると思ったので、是非少しでもお付き合いいただければ嬉しいです。
アイマスPの方であれば、デレマスに登場するアイドルである大槻唯さんの「Radio Happy」という楽曲をご存知の方は多いかと思います。リアルライブでのパフォーマンスは毎回Twitterのトレンド入りを果たしていることから、Pからの支持は厚いことが窺えます。(僕も披露されるたびにイントロで記憶障害になって困ってます。) そんな魅力的なパフォーマンスを見せてくれるのが、大槻唯さんを演じる声優で、WUGのメンバーの一員でもある山下七海さんです。
だからといってWUGが山下七海さんありきのグループであるかというと全くそうではなく、メンバー全員が高いパフォーマンス能力を備え、かつそれぞれの個性が潰れてしまうことなく調和している、奇跡のようなユニットなのです(私見)。最近では「ゾンビランドサガ」というコンテンツのサイゲフェスでのライブで、星川リリィを演じる田中美海さんの際立ったパフォーマンスが注目されていましたね。その他舞台やナナシス、温泉むすめ等他コンテンツでも幅広く活躍されています。
WUGは楽曲面においても恐ろしく強くて、主にMONACAに所属する作家さん(田中秀和さん、広川恵一さん、神前暁さん等)が関わることが多いんですが、解りやすいように作曲されたアイマス曲を紹介しますと、
田中秀和さん:自分REST@RT,Star!!,いとしーさー,アニデレ劇伴等
広川恵一さん:アンデッド・ダンスロック,CRIMSON LOVERS等
神前暁さん :GO MY WAY!!,READY!!,my song,M@STERPIECE等
など、名曲揃いのラインナップです。以上から、WUGは曲もライブパフォーマンスもカンペキな、折り紙つきのユニットだということがなんとなく伝わったでしょうか。
百聞は一見に如かずということで、いくつか厳選して動画を紹介したいと思います。
(転載なのは公式にアーカイブが残ってないからなので許し亭許して)
完全に僕の趣味で選んでしまいましたが、WUGの雰囲気やポテンシャルが垣間見えると思います。
スキノスキル(8:31-)、16歳のアガペー(16:46-)を特に見てもらいたいです。それぞれ田中秀和さん、広川恵一さん作曲。
さて、話は変わりますが、去年の5月に「Green Leaves Fes」という、WUG関連楽曲の人気投票を事前に行い、その上位15曲をそのままセットリストにした狂気のライブが開催されました。(これが僕の初WUG現場で無事ボコボコにされました。)
そのGreen Leaves Fes(グリフェス)で一般投票1位を獲得したのがこの楽曲。
田中秀和さん作曲、「タチアガレ!」と並んでWUGを代表する楽曲の1つでしょう。
力強く歌い上げるCメロと軽快で開放感あふれるDメロで感情になれるのでフルで聴くのがオススメです。
続いて、ライブ映えする楽曲を紹介します。
#セブンティーン・クライシスを諦めない
作曲は広川恵一さん、なんと先ほど紹介した「16歳のアガペー」と同じです。幅広川さんですね(要出典)。
ライブ映像は公式から他にも沢山上がってるので是非調べてみてください。どれもご丁寧にエモいところだけ抜き出されているので。
WUGの楽曲がよくまとまって紹介されている有志による資料を見つけたので、無許可ながら掲載させていただきます。ぜひご参照ください。
友人氏のWake Up, Girls!関連楽曲レビュー&まとめ、「好きに拡散して!」との許可をもらったので公開。
— らゅしあ (@Astro_phom) 2018年7月3日
ワグナーさんにも、そうじゃない人にも是非みてほしい……!https://t.co/FBhPpHBE8i pic.twitter.com/frns0mTGo1
最後にちょっとだけ。
客観的に見てもWUGは、その魅力が気づかれにくいコンテンツだと思います。僕だってアイマスペーをやっていなかったら山下七海さんのパフォーマンスを目にすることはなかったでしょうし、アニメから入るにしても競合するアイドルアニメコンテンツも多く、落として上げる展開とはいえ最初から底なし沼に突き落とすような脚本なので、視聴を継続するエネルギーが保てる人は少ないでしょう。(もし途中まで見たけど切った、もしくは声優ユニットから入った人がいれば是非BtBまで見てください、アイドルアニメとしては屈指の名作ですし、楽曲の魅力がより引き出されると思うので。) 最近では淫夢弾き語り生主に楽曲が贔屓にされてたり間口が広がっている気はしますが…
なので、それこそこんなブログを書こうと思うくらいには自信をもって勧められるコンテンツなだけに、WUGの解散は惜しいと感じています。だから、一度現地でWUGにしかできないライブを体験してほしい。
ファイナルライブの会場はSSAです。作中では日本一のアイドルユニット「I-1club」の本拠地で、完全にアウェーの会場の中、WUGがそのパフォーマンスで観客を引き込み、楽曲「Beyond the Bottom」で会場を真っ白に染め上げ、見事トップアイドルの称号を掴んだ土地。
いつしかのブログで田中美海さんがWUGの目標について触れられていました。
そして!
ほかのメンバーのブログでも触れられているけど
WUGちゃんの目標がしっかりと定まりました。
武道館!そしてSSAでWUG単独ライブをすること!
幕張よりも大きな会場で、
そしてアニメ最終話でも舞台となったSSAで!
もちろん、今すぐという訳じゃないです。
まだまだのパフォーマンス力ですし、
それぞれ超えていかないといけない課題もあります 。
でも目標を大きくもつことってすごく大事なことだし、
意味があることだと思います。
そして聖地である仙台でも・・・!
それはまたこれからWUG七人で考えます。
SSAという最高の舞台、"ココロから憧れた世界"に、"満天の星空"を見に行きませんか。